関西弁を話し、あんみつが大好きなゾウの神様”ガネーシャ”が過去の偉人の例を挙げながら「成功」を夢見る会社員に行動の大切さを説く話。
ジャンル:自己啓発
24の行う事、という課題を主人公が実践・行動することにより、自分を変えていくストーリー。
内容:
本を読んで成功できるならどんなに簡単で楽でいいでしょうか。でも、そんなことはあり得ません。
行動を変えることによってでしか、結果は変えることはできません。また、本文中にも出てきますが、24の課題・成功の秘密はこの本だけでなく、多くの自己啓発本に書かれ、知られています。
また、本を読んで感動すること、知識として知っていることに警笛を鳴らしています。
何もしないからです。
実行に移さないからです。
経験に向かわないからです。
と、行動の大切さを説きます。
また、秘訣を知って楽に成功できるわけではないこと、誰か(ガネーシャ、ガネーシャの言葉)が自分を今までとは違う場所に連れて行ってくれるわけではないことを指摘します。自己啓発本を読んで興奮し、その瞬間は成功は手の内にあると思うけれども、それだけでは何も変わらないという現実を指摘し、どうすべきなのかを考えさせるのは、この本独自の世界観でもある。
その他:
ガネーシャの24の課題はこちらの方の書評にも出ています。
https://tartom7997.net/prime-reading-yumewokanaeruzou/
また、2022/01/27日現在Kindle Unlimitedで無料で読めるようです。書籍としては2007年に出版されたものですが、会員の方はあらためて、もしくは新規に読んでみたはいかがでしょうか?
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