IB証券(インタラクティブ・ブローカーズ証券)のAPIを利用して個別株、ETF、先物のヒストリカルデータ出力、特にCSVファイルに出力したいという希望をいただき、それを可能にするJupyter notebookファイルの提供をさせていただきました。
実際の動作
実際の動作は以下のようになります。
すでにIB証券の口座開設はお済で、しかもPCでのPythonの設定などはお済でしたが、細かいところでのコーディングで課題感を感じられていらっしゃったので、できる範囲でご協力をさせていただきました。
できる事
IB証券のTrader Workstation (TWS)のAP経由で個別株のヒストリカルデータを取得できます。
今回の例では
銘柄シンボル:”AAPL”,”ARKK”,”SPY”
データ期間:”1日” (取得本数にもよりますが1週間や1カ月、一年にも変更可能)
データ足:”1分足” (1時間足や日足、週足、月足などにも変更可能)
での例となります。
確定値のADJUSTED_LASTのデータになります。
このデータを「銘柄コード.csv」のファイル名でのCSVファイルに出力します。このデータを「銘柄コード.csv」のファイル名でのCSVファイルに出力します。今回の例では3つのファイルが作成されます。
実際の出力値の例は
の形式としています。リクエストがあったので、日付の部分と時間の部分を別々に分けたカラムのご利用できるようにしてあります。
手順
実際のファイルのやり取りなどはnote.comの記事の購入という事で進めさせていただきました。
関連情報
当サイトでは無料で多くの情報を提供させていただいてますが、簡単な作業実費程度で興味を持っていただいている方に対してご協力やご貢献などさせていただいてます。以下のような記事も参考位にしていただければと思います。
Windows10にPython3.9.2をインストールしてIB証券のTWS経由でAPI接続してみた
【コピペで動く!】IB証券(インタラクティブ・ブローカーズ証券 )へのPythonでのAPI接続 ib_insync [自分が使っているPythonコード]
IB証券(インタラクティブ・ブローカーズ証券)のAPIを利用してVIXオプションの各限月の特定の権利行使価格で、CALL,PUTで日足ベース引け値のヒストリカルデータ出力するJupyter notebookファイルの提供やメンテナンス・補修サービス、Windows10での環境構築をさせていただきました。
IB証券(インタラクティブ・ブローカーズ証券)関係の情報
IB証券での取り扱い個別株、ETF
https://www.interactivebrokers.co.jp/en/index.php?f=45656&p=stk
NYSE,NASDAQなど代表的な物はデータ取得可能です。
先物は
https://www.interactivebrokers.co.jp/en/index.php?f=45656&p=fut
CBOE,CMEなど指数先物、VIXなどの先物データも取得可能です。
オプションについては
https://www.interactivebrokers.co.jp/en/index.php?f=45656&p=opt
個別株のオプションやVIXなどの指数オプションも取得が可能です。
ヒストリカルデータに関してはの情報
https://interactivebrokers.github.io/tws-api/historical_bars.html
Valid Bar Sizesにあるデータ区間で取得が可能です。
本数の限界や、分足のサイズなどは以下のようになっています。
もし、上記のような物や、それ以外のものでもお力になれたり、私の知識や経験がお役に立つようであり、相互のメリットを感じられるのであれば、是非ご協力の機会をいただければと思います。
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IB証券関係、投資関係、Python関係の記事になります。
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