Googleデータポータルは、名前の通りGoogleが提供する、リアルタイムにいろいろなデータを可視化し、レポートを作成できる無料のツールでとなります。Google スプレッドシートからのデータ読み込みはもちろん、Google アナリティクス、Google Search Consoleなど、多くのデータをダッシュボードにまとめ、簡単に表やグラフを作ることができるようです。
この記事を書こうと思ったきっかけ
もともとの興味を持った理由はたかやまさんのこのTweetでした。
実際の画面とリンクはこちら。
J-REITのバブルチャートをリアルタイム表示できるようです。
横軸は分配利回り、縦軸はNAV、バブルの大きさは時価総額とのことです。
素晴らしい!これは勉強せねば、、!
常に最新のデータが出てくるダッシュボードと、ブログとしてその時点での”瞬間風速的なデータ記事”という二つの視点からアプローチできそうです。
実際の作成
実際の作成については以下のサイトを参考にさせていただきました。
GoogleスプレッドシートとGoogle Data PortalでCovid-19のダッシュボードを10分で作る
10分!すごいぞ。。これはやるしかない。笑
で、実際10分くらいでできました。
方針的には
- 厚生労働省オープデータ
- 陽性者数データ(CSV)
にアクセスをして、
1.そのデータを importdata関数で自分のGoogleスプレッドシートに読み込ませ、
2.それをGoogle Data Portalでグラフに表示し、
3.それをブログに埋め込む
という手順を取ります。
1.2.の詳細については上記ブログに記述されているので、それに従っていただければいいのですが、結果としては以下のようになりました。
日付の降順に表示されるように修正しました。
期間や表示する県など、いろいろ改良可能かと思いますが、10分という縛りで、あっという間にできるというのは自分でも意外というか、関心というか、Pythonとは違う新しい刺激をもらったという気持ちです。
Pythonで同じことをやろうと思うと
1.crontabコマンドで定期的にデータ取得するというWindows,LINUXなどOSの定期実行系の環境構築
2.その可視化のコーディング、
3.それをherokuなどでWebアプリに変換する
のが今までの手順だと思っていたので、その手軽さはノーコードという流行りの言葉以上にパワフルだなと思いました。
ちなみに以前PythonのWebサービスをブログに埋め込んだ記事は以下の物になります。
【違いをみつけろ!】Googleトレンドで株式市場のセンチメント調査 ”VIX”で先行きは予想できるのか?!
10分ではできませんでしたので、Google Data Portal画期的だと思いました。
最後にブログに埋め込む方法ですが
編集画面のファイルから”レポートを埋め込む”からレポートの”埋め込みを有効”を選択し、WordPressなどではiframe機能で埋め込むことになります。
埋め込まない場合は共有から”アクセス管理する”を選んで”インターネット上の誰でも検索、閲覧できます”を選択する方法もあります。
このあたりの手順については以下のサイトを参考にさせていただきました。
GoogleデータポータルのレポートをWebサイトに埋め込む方法
まとめ
Web上にある最新データを importdata関数 で簡単・リアルタイムに取得できる
Googleスプレッドシートのデータを簡単に可視化できる
Webサービスとして簡単に共有できる
という部分で今後いろいろなサービスなどのインフラ機能として使えればと思いました。
最初は無料でも、ある所から有料になったりする場合もあるので、そこは気を付けないといけませんけどね。。素晴らしいサービスだと思いました。
最後にコロナの最近データと信頼できるデータソースを出しておきます。
一次データや、可能な限り一次データに近いデータでの判断は大切なことです。
Googleデータポータル以外の選択肢に関する記事
Googleデータポータル以外のWebアプリについてはHerokuという選択肢もあります。
Herokuについては以下の記事で触れています。
また、ブログサーバーでPythonでコーディングするという選択肢もあります。
興味ある方はご参考にしていただければと思います。
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Python,SEOに関する記事をご紹介します。
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